濱田について
ABOUT HAMADA

江戸の昔からつづく、梅の郷・石神。
梅の神に賜ったかのような気候風土と、
先人たちの築きあげた梅づくりの基盤、それらに感謝の気持ちを抱きながら、
私たち濱田は今日も梅ひとすじに
精進しています。

召し上がっていただいた皆様に「おいしかった」「また食べたい」と
感じていただける品を目指し、
一日、一日の仕事に丁寧に取り組む。
何事もおろそかにすることなくたゆまぬ努力を重ねてはじめて、誇りを持てる一品が完成します。

濱田の味を、ぜひご賞味ください。

社長挨拶

私が生まれ育った石神地区は
平安時代後期、
平家の落ち武者が逃れてきたことからは始まった、
わずか13世帯の村です。

石神地区は、400年以上も前から梅栽培が行われており、
私は
この村の梅に
この村の皆様に
育てていただきました。

この石神で育った梅の民として
長期継続されてきた梅産業を
絶やすことなく未来につなぐことを胸に
日本国内だけではなく
この小さな村から世界にむけて
私達が誇るこの梅を広めることに精進してまいります。

今後とも引き続き
ご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 濱田朝康

代表取締役 濱田朝康

梅の里 石神

海からの風。天からの光。
美しい梅の郷、石神。

石神地区で梅の栽培が始まったのは江戸時代のこと。それまでは山間の痩せた土地と思われていましたが、梅の栽培に適していることが次第にわかってきました。海からは多くのミネラルを含んだ黒潮の風が吹き、大蛇峰をはじめとする山々がそれを受け止めます。惜しみなく降り注ぐ陽光、水はけの良い土壌もあわせると、「梅に選ばれた」としかいいようがありません。豊かな自然に育ててもらった梅の実を、人の手でひとつ、ひとつ拾い集め、塩に漬け込み、天日干しを行って、調味を施す。そうして石神自慢の梅干は完成します。

近年は、香壌栽培という独自栽培方法を確立し、有機栽培にも注力するなど、おいしさだけでなく、安心・安全の面でも努力を重ねています。恵まれた気候風土への感謝を忘れることなく、「土づくりからお手元まで」の想いを胸に、私たちは今日も梅干と向き合っています。

取り組み

安心への取り組み

おいしさは、安心とともに。
だから私たちは土から作ります。

有機栽培
濱田グループ農園では、化学合成農薬・化学合成肥料・除草剤等を使用しない有機栽培を実施。農林水産省による有機食品の認証、和歌山有機認証協会(WOCA)の認証も受けています。

自社グループ農園では、化学合成農薬・化学合成肥料・除草剤等を使用しない有機栽培を実施。農林水産省による有機食品の認証、和歌山有機認証協会(WOCA)の認証も受けています。

試験園
およそ1000本の苗木から優良品種を選定。様々な特徴を持つ梅の木を植えた試験園で、日夜、研究に取り組んでいます。 株式会社濱田

およそ1000本の苗木から優良品種を選定。様々な特徴を持つ梅の木を植えた試験園で、日夜、研究に取り組んでいます。

香壌栽培
除草剤・化学肥料を一切不使用。有機肥料を用い、農薬も通常の半分に抑えた独自栽培法です 株式会社濱田

除草剤・化学肥料を一切不使用。有機肥料を用い、農薬も通常の半分に
抑えた独自栽培法です。

香壌栽培 株式会社濱田

安全への取り組み

確かな品質を、怠りなく。
誰よりも厳しい目線で。

トレーサビリティー
  • 樽ごとに生産者を識別できるラベルを貼付し、原料の管理を行っています。
  • 原料梅は紀州産のみ。他地域のものが混在することはありません。
  • 製品から遡って原料梅の生産農家や品質などが参照可能です。
  • お客様からのご意見を生産者にフィードバックし、原料の品質向上に役立てています。
品質管理
梅干の塩度、酸度、微生物検査といった品質検査に加え、栽培履歴の確認や残留農薬検査など、品質管理には徹底を期しています。多岐にわたる検査をクリアした品だけを、皆様のお手元へ。 株式会社濱田

梅干の塩度、酸度、微生物検査といった品質検査に加え、栽培履歴の確認や残留農薬検査など、品質管理には徹底を期しています。多岐にわたる検査をクリアした品だけを、皆様のお手元へ。

アレルギー対応
近年は、アレルゲンを含まない商品の開発にも取り組んでいます。ライン切替時の手袋交換や使用原材料の交差防止など、アレルゲンのコンタミネーション(混入)防止も徹底しています。株式会社濱田

近年は、アレルゲンを含まない商品の開発にも取り組んでいます。ライン切替時の手袋交換や使用原材料の交差防止など、アレルゲンのコンタミネーション(混入)防止も徹底しています。

環境への配慮

調味梅干の製造工程で排出される調味液の処理は、周辺環境を守る上で重要な問題のひとつ。弊社では浄化槽を設置し調味液を濾過した後に排出するとともに、廃液から出た固形排出物を土壌活性剤として再利用できないか研究を重ね、循環型農業の構築を目指しています。

会社概要

商号 株式会社 濱田
代表者 代表取締役 濱田朝康
事業設立 1988年4月5日
資本金 1,000万円
事業所 本社工場
〒646-0101
和歌山県田辺市上芳養391番地
TEL:0739-37-0044 
FAX:0739-37-0177
芳養工場 〒646-0063
和歌山県田辺市芳養
松原2丁目35番1号
TEL:0739-26-8871 
FAX:0739-26-8875
事業内容 調味梅干、梅酒及び梅関連製品の卸販売。
関連会社 農地所有適格法人
株式会社 濱田農園

[梅を中心とした農作物の生産] 〒646-0101 
和歌山県田辺市上芳養4964番地
TEL:0739-37-0123 
FAX:0739-37-0441
株式会社 石神邑 [通信販売] 〒646-0101 
和歌山県田辺市上芳養391番地
  0120-37-0107
TEL:0739-37-0101 
FAX:0739-37-0250
石神邑オンラインショップ

沿 革

江戸時代 梅の租税が免除され紀州で梅栽培が盛んに行われるようになる。
1889年 明治の大水害によって大蛇峰が崩落、崩落した山肌に梅を植え、
本格的な梅栽培が 開始される。
1913年 先代、濱田武次郎が先祖代々受け継いできた石神地区の梅畑を相続。
先代、濱田武次郎が塩漬けした梅を樽に詰め築地市場等へ販売する。
1963年 先代、濱田武次郎が石神地区を石神梅林として開園し観梅客を呼ぶ。
1981年 現、社長が地元石神で調味梅干の製造販売を始める。
1988年 株式会社 濱田を設立。
1989年 本社工場を現在の田辺市上芳養に移転。
1992年 8月 個人・通信販売の会社として株式会社 石神邑の開業。
1995年 10月 上秋津工場の開設。
1995年 パイロットファーム造成事業の開始。
1996年 上秋津工場を閉鎖し、現在の芳養工場に移転。
1997年 石神梅林を紀州石神田辺梅林と改名。 田辺市で唯一の梅林として開園。
1998年 パイロットファーム造成事業の着工。
2005年 先祖代々受け継いできた畑を農業生産法人 株式会社 濱田農園として法人化する。
2006年 パイロットファームの完成。
※工事概要 / 総事業費:13億5000万円、受益面積:28.4ha、
圃場面積:24ha、水路兼用道路 延長:4000m、排水路工 延長:2000m
2006年 6月 リキュール製造免許を取得。梅酒の製造販売の開始。

アクセス

◎電車でお越しの場合

紀勢本線、紀伊田辺駅下車。
車で約20分。

◎自動車でお越しの場合

阪和自動車道南紀田辺ICを降りてすぐ左側道に入り
最初の信号を左折、県道208号を北上。
南紀田辺ICより約15分。